■学習内容
- 基礎学習:教科学習の⼟台となるもの。探索・操作、⼿段-⽬的、弁別、構成学習など
- 意思伝達⽀援:状況把握や受信・発信⼿段の確保を⽀援する。
- 教科学習:⼀⼈⼀⼈の興味や関⼼にあった教科の学習を提供する。算数、国語、美術、⾳楽、情報など
■大切にしていること
- 学び合うこと
- 一人一人の困難さに寄り添うこと
- 豊富な教材を用意すること
■ 発足
2018 年4 ⽉に、東京都⽴永福学園肢体不⾃由教育部⾨⾼等部卒業⽣2名、学習⽀援ボランティア1名によりスタートした。本⼈が学びたい内容を中心に、学習環境を⼀緒に⼯夫しながら個別的でゆったりとした学び合いの実現を⽬指している。学習⽀援ボランティア(現職教員)が⾼等部時代に担任をしていた卒業⽣を対象に始めたが、現在は在校生や就学前の⽅も利⽤している。
■ 事業形態
⼀⼈につき⽉⼀回。学習⽀援ボランティア1名が利⽤者宅を訪問する。
■ 対象
原則として杉並区、中野区在住の⽅で、運動や感覚等の制約があり、通常の環境では学習することが困難な⽅。学習⽀援ボランティアが担任をしていたなど、事前に本⼈、保護者ともに信頼関係がある程度構築されているケースが多い。
■ 利用者数
17名(特別⽀援学校在校生9名、卒業⽣8名)(2024年8月現在)
■ 学習支援員
7名(特別⽀援学校教員2名、大学講師1名、⾳楽・美術系プロのアーティスト3名、⾔語聴覚⼠1名)
■事業の成果
- 対象者17名に対し1⼈⽉1回または2ヶ月に1回の個別学習という機会を安定的に保障できている。
- ⽅法さえ⼯夫すればできることがたくさんあり、学びを深め⾃分の世界を広げられるという可能性に、本⼈保護者ともに気づいてもらえた。
- 杉並区や日本財団の助成⾦を活⽤し、個別のニーズに合った物品を揃えられ、⼀⼈ひとりに合った学習環境を整備し、より適切な学習⽀援を⾏うことができた。
■ 運営
■ 本事業をスタートさせた経緯
代表ブログより